あのにますの日記

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角田裕毅のアルファタウリ残留が安泰といえるこれだけの理由。

 

こんにちは、あのにますです。

約1ヶ月の夏休みを終え、8/26より2022年F1シーズンの後半戦がスタートしました。

我らが日本代表、角田裕毅選手の活躍にも期待がかかるところですが、後半戦のスタートとなるベルギーGP(8/26-28)では予選19位・決勝13位と、後半戦好スタートとはなりませんでした。

そんな角田選手ですが、最近一部のファンから「来年のシートはないのでは?」との憶測が呟かれています。

確かに、今年の角田選手の成績は芳しいものではありません。

しかし、ファンの方々に安心してほしいのは、角田選手のアルファタウリ残留はほぼ100%決まっているということです。

今回の記事では、何故そう言い切れるのかについてお話をしていきます。

リザルト振り返り

お話の前に、今年の角田選手の成績を振り返っておきます。
※成績は第12戦ベルギーGP終了時点

ドライバーズランキング:16位(11ポイント)
予選最高位:8位(アゼルバイジャンGP・フランスGP)
決勝最高位:7位(エミリアロマーニャGP)
予選平均順位:14位
決勝平均順位:13.1位

参考として、去年の成績も載せておきます。

ドライバーズランキング:14位(32ポイント)
予選最高位:7位(オーストリアGP)
決勝最高位:4位(アブダビGP)
予選平均順位:12.8位
決勝平均順位:11.1位

数字を見比べていただけるとよくわかるのですが、角田選手が昨年から予選・決勝ともに成績を落としているのがよくわかります。

もちろん、今年は残り8戦を残しており、残りの成績次第で状況は変わりますが、ベルギーGP終了時点で前年比成績で負けているのは事実です。

角田選手は昨年がF1参戦1年目。
2年目である今年は本来成績が好転するはずだが、実際は成績を落としている。
角田選手が来年シートを喪失するのでは?と考える人の根拠はここにあります。

しかし、こういったデータがあってもなお、角田選手の来季シートは安泰といえます。

では、ここからはその根拠をお話します。

 

根拠1 チームのドライバー採用事情

角田選手が所属するアルファタウリというチームは、レッドブルの弟分的チームとして知られており、起用されるドライバーは原則、レッドブルが育成する若手ドライバーで構成されます。

そのため、他チームと異なりベテラン・中堅ドライバーが採用される確率は非常に低く、他チームと関係のあるドライバーが採用されることもほぼありません。

また、レッドブル育成に所属するドライバーのうち、来季F1に昇格する可能性があるのは、現在レッドブルリザーブを務めるリアム・ローソン選手くらいで、そのローソン選手もF2でのランキングは5位に留まっています。

2021年に角田選手がアルファタウリに昇格した際、2020年のF2ランキングが3位だったことを考えると、ローソン選手の昇格の可能性は高くないと言えます。

 

根拠2 チームメイトの動向

現在、角田選手のチームメイトを務めるのはピエール・ガスリー選手。

2018年にトロ・ロッソ(アルファタウリの前身)からF1デビュー。
2022年までに優勝1回、表彰台3回を記録する押しも押されぬエースドライバーです。

そんなガスリー選手ですが、今季限りでのアルファタウリ離脱が囁かれています。

ガスリー選手は元々、アルファタウリの兄貴分的チームであるレッドブルへの移籍(昇格)を目指していましたが、レッドブルのドライバーは2024年まで変更されないことが決まっています。

アルファタウリと2023年まで契約を結んでいるガスリー選手ですが、上記状況によりレッドブル昇格が絶望的となっていることから、23年をもってレッドブルから脱退、別チームに移籍するのではないかと噂されていました。

そして、ベルギーGP終了後、その噂が一気に表面化しています。

その噂の根拠となるのが、現在シートに1つ空きがあるアルピーヌが、ガスリー選手獲得を目論んでいるというものです。

2023年までガスリー選手と契約があるレッドブルも、違約金の金額次第で移籍を容認するとの報道も出ており、一気に移籍の方向で動いている状況です。

formula1-data.com


ガスリー選手が移籍するとアルファタウリのシートが1席空くこととなり、その上角田選手を放出するのは現実的ではないでしょう。

 

根拠3 上層部のコメント

アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トスト氏は、角田に関して以下のようなコメントを残しています。

「私が思うに、F1でしっかり力を示すためには3年が必要だと思う。なぜなら、若いドライバーにとっては最初のシーズンは何かを成し遂げることさえ難しい」

「2年目に彼はこれらのことを少しずつ身につけていく。そしてそれを深く生かすためには3年目が必要なんだ。3年あれば、ドライバーはどう走るべきか明確なイメージを持つことができる」
 

 

www.dazn.com


トスト氏は、若手ドライバーが力を発揮するには3年が必要と説いており、角田に3年の猶予を与えたいと考えていることがわかります。

実際はトスト氏にドライバーの決定権はない(決定権はレッドブルドライバーを統括するヘルムート・マルコ博士にある)ため、トスト氏の発言がそのまま残留に繋がるわけではありません。

しかし、上記コメントに関してマルコ博士は否定的なコメントは出していないことから、認識に誤りがあるとは考えていないと思われます。

 

油断は禁物。だが…

以上、角田選手の来季残留が安泰と考える根拠を3つほどお話しました。

ただ、F1の世界に”絶対”はありません。

記憶に新しいダニエル・リカルド選手とマクラーレンの早期契約終了に代表されるように、契約途中であってもチーム事情によりシートを失うドライバーもいます。

今回挙げた根拠は的外れとは思いませんが、いくら根拠を並べても、それを覆す事態が起きれば状況は簡単に変わります。

それでも、これまでの角田選手の走りと周りの状況を総合すれば、角田選手が残留する確率は非常に高いといえ、それと同時に、2024年までしっかりとアルファタウリで力をつけ、2025年のレッドブル昇格を目指してほしい。

そんな思いを抱きつつ、これからも角田選手を応援していきます!