こんにちは、あのにますです。
今回はタイトルにもある通り「失敗を仕組みで防止していこう」というお話をしていきます。
人間、生きていれば仕事・プライベートに関わらず、大なり小なり何らかの失敗を経験していると思います。
ただ、意外とその失敗に対し「次は気をつけよう」で済ませてしまい、それ以上のアクションを取らないケースが散見されます。
断言するのですが「気をつけるだけでは失敗は防止できない」です。
何故なら、失敗した時も「気をつけていないわけではない」からです。
生活を送る中で「何をしたら失敗になるのか」「失敗したらどうなるのか」と考えるスキルは自然と身についていると思います。
あえて失敗するのが好きな特殊な人を除き、自分から失敗しにいこうとする人は少ないでしょう。失敗すれば何らかの形で叱咤を受けるでしょうし、何らかの損失も発生します。失敗なんてないに越したことはないですよね。
そういう意味で、日々の生活の中でも失敗しそうだと判断した行動や行為については(無意識ではあるでしょうが)皆、気をつけてはいるのです。
では、何故気をつけていても失敗してしまうのか?
答えは単純。「気をつける」意識が抜けてしまうことがあるからです。
人間、生きている間、常に意識し続けることは出来ません。
様々な要因により発生する注意力散漫・集中力低下を防ぐことは出来ません。
努力により少なくすることは出来るでしょうか、完全に無くすことは出来ません。
意識し続けることが出来ない以上「気をつける」という行為だけでは、失敗を防ぐことは出来ないのです。
であればどうするか。
これも単純。「仕組みで解決する」ことです。
簡単に例を上げてみましょう。
あなたが家の中で転んだとします。
まず考えるのは転んだ時の状況確認です。
調べてみると転んだのはフロアマットにつまづいたためとわかりました。
では次は原因です。
なぜ転んだのか調べると、マットの端がめくれ上がっており、そこに足が引っかかったことがわかりました。
「じゃあ次から気をつけて歩こう」
これではダメです。100%また転びます。
ではどうするか?ここから次に同じことが起きないような仕組みを考えます。
今回の原因は「フロアマットがめくれ上がっていたこと」なのでフロアマットがめくれ上がらなければ躓かなかったと言えます。
そこまでわかれば後は簡単。
フロアマットが浮き上がらないようにすればいいだけです。
方法がいくつかありますが、すぐ思いつくのは
・フロアマットを新品に変える
・浮き上がった部分をテープ等で補修し浮き上がらないようにする
くらいでしょうか。
使っているフロアマットが古いものなら経年劣化が原因の可能性もあるので、思い切って新品に買えちゃいましょう。
まだ買ったばかりで買い替えるのは…という方は、フロアマットと床をテープ等で貼り付けて、浮き上がらないようにするという方法もありです。
上で挙げた例はプライベートの話ですが、仕事でもやることは同じです。
ミスが起きた状況を確認する→原因を探る→原因を潰す仕組みを考える→仕組みを実行する
これでミスの再発は限りなく少なく出来ます。
少なくとも「気をつける」だけよりずーっと少なくすることが出来ます。
これでもミスが減らないならそもそも仕組みが間違っているので、仕組みを再度考える必要があります。
世の中のニュースでも、企業のミスや失敗に関するものもあると思います。
あのようなニュースもきちんと読んでみると「仕組みで解決できたはずなのになぁ」と思うニュースもあります。
日々の生活で起きたミスを仕組みで解決する
これを意識するだけで、生活の質は間違いなく上がります。
皆様も是非、日々の生活の中で仕組みを意識してみてください。
それでは。