こんにちは。あのにますです。
今回は、得点力不足に悩むオリックス・バファローズの切り札になるかもしれない「ダブルチャンス打線」についてご紹介します。
ダブルチャンス打線とは?
以下記事をご覧ください。
一応、凄くざっくりと説明すると、
1・2番が出塁し3・4番でホームに返す→5番を挟む→6・7番が出塁し8・9番でホームに返す→以下ループ…
で大量得点を狙う打線のことです。
本来クリンナップ(3-5番)に集める強打者を3・4番と8・9番に分けて配置することで、切れ目のないマシンガンのような攻撃が出来る、という寸法になっています。
つええええええええええええ!
これ最強じゃん!こんな打線組んだら優勝間違いなしじゃん!
実際に組んでみた
ということで、実際に組んでみたいと思います。
今回題材にするのはこちら。
6/12の対阪神戦のオーダーです。
打順 位置 選手名 打 打率
1 中 福田 周平 左 .279
2 三 宗 佑磨 左 .285
3 左 中川 圭太 右 .292
4 右 杉本 裕太郎 右 .250
5 指 T-岡田 左 .233
6 一 マッカーシー 左 .203
7 遊 野口 智哉 左 .242
8 二 宜保 翔 左 .208
9 捕 福永 奨 右 .000
そしてダブルチャンス打線のオーダーはこちら。
1 (左) 猪里→バントの達人(本来は2番打者)
2 (捕) 三象→パワーはあるが打撃で活躍する描写は少ない(本来は下位打線)
3 (三) 獅子川→強打者
4 (右) 牛尾→強打者
5 (投) 鹿目→ベンチの子津と違い打撃に定評がないタイプの投手、自動アウト(本来は下位打線)
6 (中) 兎丸→チーム一の俊足(本来は1番打者)
7 (二) 司馬→まだ打撃は苦手
8 (一) 虎鉄→強打者(本来はクリーンナップ)
9 (遊) 蛇神→強打者(本来はクリーンナップ)
こちらを見比べつつ、6/12のオーダーをダブルチャンス打線に当てはめていきます。
当てはめ作業
まず1番ですが、ダブルチャンス打線ではバントの名手である猪里選手が入っているので、バファローズではオーダーの中で犠打数が最多の宗選手を入れます。
次に2番ですが、ダブルチャンス打線では「パワーはあるが通常は下位打線を打つことが多い」三象選手が入っているので、バファローズは毎打席フルスイングしてるけど打球があまり飛ばない野口選手を入れます。
続いて3番ですが、ダブルチャンス打線では強打者の獅子川選手が入っているので、バファローズは長打が期待できるマッカーシー選手を入れます。
続いて4番ですが、ダブルチャンス打線では強打者(元々4番)の牛尾選手が入っているので、バファローズも(元々4番の)杉本選手を入れます。
5番です。ダブルチャンス打線では打撃に定評のない投手の鹿目選手が入っているので、バファローズは12日時点で1軍安打0の福永選手を入れます。
6番です。ダブルチャンス打線では本来1番打者の兎丸選手が入っているので、バファローズもこの試合1番の福田選手を入れます。
7番。ダブルチャンス打線では打撃が苦手な司馬選手が入っているので、バファローズは打率.208の宜保選手を入れます。
8番。ダブルチャンス打線では本来クリンナップ(3番)の虎鉄選手が入っているので、オリックスもこの日クリンナップ(3番)の中川選手を入れます。
9番。ダブルチャンス打線では本来クリンナップ(5番)の蛇神選手が入っているので、オリックスもこの日クリンナップ(5番)のT-岡田選手を入れます。
完成!その結果は…?
そうして出来上がった打線が…こちら!
1 三 宗 佑磨 左 .285
2 遊 野口 智哉 左 .242
3 一 マッカーシー 左 .203
4 右 杉本 裕太郎 右 .250
5 捕 福永 奨 右 .000
6 中 福田 周平 左 .279
7 二 宜保 翔 左 .208
8 左 中川 圭太 右 .292
9 指 T-岡田 左 .233
あれ?思ってたより悪くないのでは?
もっとめちゃくちゃな打線になるかと思ったけど、8番9番以外はありそうな打順になった気がする…
ということはやはりダブルチャンス打線は有能!
やはりバファローズ浮上の切り札はダブルチャンス打線に間違いない!
中嶋監督ー!是非これを参考にしてくださーい!
おわり。